CSR/
SDGs取り組み

地球にも身体にも優しい整備とは?(塗料やパーツクリーナーのお話)

地球にも身体にも優しい整備とは?


カーライフに欠かせないのがメンテナンス。

「ちょっとボディーを擦っちゃった・・・」

というような時にお車を元通りの姿に戻すのが「鈑金塗装」です。

また定期点検や車検、オイル交換などの整備は

お車を快適に乗り続けるためには欠かせません。

 

奈良ダイハツでは、このようなメンテナンス(整備)の際に

仕上がりはもちろん、地球環境への配慮・安全・安心を考慮した

ツールを使用しておりますのでご紹介します。

 

水性塗料を使用した鈑金塗装】


「塗装」と聞いて皆さんは何を思い出しますか?

「スプレーやペンキの独特な臭い」を思い出される方も多いのではないでしょうか。

   

あの独特な臭いは人体や環境に影響がある「有機溶剤」の臭いです。

 

実は、自動車の鈑金塗装にも有機溶剤を使った「油性塗料」がまだまだ使用されています。

 

そんな中、奈良ダイハツでは県内ディーラーで初めて板金塗装に使うカラー塗料を

「水性塗料」にしています。

地球環境に優しいのはもちろん、日々塗装する社員の健康を守るためにも

大切な取り組みです。

 

 

そして、この水性塗料の臭いは・・・

「水彩絵の具」みたいです。

思わず「夏休みの宿題」を思い出します(笑)

 

(板金塗装のページはこちら

鈑金塗装

【不燃性パーツクリーナーの使用】


車検や12ヶ月点検の時などに行うブレーキの分解・清掃の際や、

エンジンルーム等に付着した油汚れをきれいに取り除く際には

「パーツクリーナー」という強力な洗浄スプレーを使用します。

 

 

従来のパーツクリーナーは可燃性で、消防法では灯油などと同じ分類になる「危険物」でした。

また、油性塗料と同じく人体に影響がある「有機溶剤」を用いていました。

 

そこで現在、奈良ダイハツでは「不燃性パーツクリーナー」を使用しています。

 

このパーツクリーナーに切り替えることで、

高温になるエンジン廻りや火花など、万が一の引火の危険がある整備工場でも

安全に使用できるようになりました。

 

また、地球環境や人体に優しいフッ素系溶剤を使用していますので、毎日パーツクリーナーを使う整備士も安心です。

 

【まとめ】


今回ご紹介した水性塗料、不燃性パーツクリーナーをはじめ、

奈良ダイハツではSDGsの観点から整備に用いるツールを随時導入しております。

 

地球環境に配慮するとともに、安心して働ける職場環境への取組みをこれからも続けてまいります。