奈良ダイハツ株式会社 社長ブログ

第1回ダイハツBP技術コンクール

5月26日 ダイハツ販売会社対象に初めてのBP技術コンクール全国大会が開催されました。

“BP”とは、“Body&Paint”の略語で、車の鈑金作業、塗装作業のことです。

従来から、サービスの技術コンクールは2年に1回、開催されてきましたが、BPのコンクールは今回が初めてです。BPコンクールは予選から3部門(鈑金部門・塗装部門・見積部門)に分かれて競い合いました。その結果、塗装部門において、奈良店BP工場の首藤さんが予選を見事に勝ち抜き、この度、全国大会に出場してくれました。全国大会出場枠は全国でわずか6名という狭き門でした。

残念ながら、健闘むなしく、全国大会では惜しくも3位までの入賞を逃しましたが、首藤さんにとっても、また、予選会や全国大会を見学したその他の当社BPスタッフにとっても、貴重な経験の機会となりました。

昨年から、当社は塗装作業時に水性塗料を導入しました。従来は大半の塗装工場(他社さん)が取り扱っているシンナーを使用する有機溶剤を使用していましたが、環境への負荷が大きい上に、作業者にとっても健康被害の可能性がありました。一方、水性塗料は環境にも人にもやさしい安全な塗料である反面、作業時間がかかる、あるいはコストがかかるなどのデメリットがありました。そんな中でも、水性塗料の導入を自ら提案し、それらのデメリットの影響を軽減するためにチャレンジしてくれたのが、首藤さんを中心とする当社の塗装スタッフでした。そして、今や水性塗料をほぼ定着させることが出来ました。今回のコンテストでも水性塗料で臨んでくれたことに大きな意義があると思っております。結果発表後「悔しいです」を連発していた首藤さん。今後の益々の活躍を期待しています。ご苦労様でした!


人財育成活動一覧に戻る