新入社員とともに、奈良県川上村で草刈りボランティアに参加してまいりました。
川上村は奈良県中南部の水がめ、吉野川の水源地。人口は約1,600人台、高齢者率は55%の過疎化の村です。奈良ダイハツは4年前から、川上村の水源地の村「未来への風景づくりプロジェクト」に参加しています。
かつて村に大滝ダムが建設された影響で地すべりが発生し、一つの集落が移転を余儀なくされました。その跡地は、今も石垣が残っていますが、放置すれば藪に覆われ荒地となってしまいます。国道からも見晴らしの良い場所でもあり、かつての人里に新たな景観を再生しようと、川上村は各企業に協力を呼びかけられました。当社も住民や事業所様が生活や仕事の足としてダイハツ車を使っていただいている縁もあり、地域に支えられている企業という立場で、このプロジェクトに参加しております。
当社が4年前に広葉樹を植林した区画の草刈りを毎年4月に新入社員とともに行っています。草刈りといってもススキ科の雑草など、根を掘り起こす必要があり、クワや鎌を使っての作業になります。若い新入社員にとっては、このような道具を使うこともほぼ初体験。慣れない手つきながらも、大勢でやれば、みるみるうちに作業も進み、ひと汗かいた頃にはきれいになっていました。お互いの親睦を図る上でも有意義な時間を過ごすことが出来ました。
わざわざ、あいさつに来て下さった、川上村の栗山村長様、役場の方々、ありがとうございました。
そして新入社員の皆さん、ご苦労様でした!