こんにちは、郡山店営業の塩井です!
いつも当店のブログをお読み頂きまして、誠にありがとうございます!
ブログを書かせて頂いているこちらと致しましても、想像以上の方々にお読み頂いているようで
とてもありがたく、「やりがい」を感じております。
いつもお客様側からの問い合わせが多いお困りごとなどを
女性にもわかりやすいように解説したり、新商品の特徴を説明したり
もちろん宣伝をしたりといった内容のものばかりですが、今回は店長の後押しもあり
個人的なことを書いてみたいと思っております。もしよろしければ、暇つぶしにでも読んでみてください。
我が家には以前から母親が乗らなくなったカブがありました。
そう、新聞配達の方や郵便局員さんが乗られていることでもお馴染みの働くバイク、「ホンダ スーパーカブ」です。
倉庫の軒下で錆び付き、タイヤがペシャンコになったカブを見ては「いつか整備して乗りたいなぁ」と
常々考えていたのですが、元来の面倒くさがり屋の私にはなかなか踏ん切りがつかずにおりました。
しかし新型コロナの蔓延が始まって以降、日本中が外出自粛を余儀なくされ
私自身も家での遊びにも飽きてきた今年のゴールデンウィークにふと
「今こそスーパーカブをレストアする時だ」と思い立ち、やっと整備を始めだしたのです。
しかし、実はわたくしバイクに乗ったのは大学時代にスクーターを乗り回していた程度で、
特にバイクの整備に関する知識はありませんでした。しかし車種が「スーパーカブ」だったことが幸いしたのです。
実はスーパーカブには62年の歴史があり、更にはギネスブックにも認定されている
「世界で最も販売されたバイク」だということをご存知でしょうか?販売台数は実に1億台以上!!
「頑丈で、燃費が良く、実用的」
派手さこそはありませんが、すごいバイクなのです。
ですからネットを少し検索すれば、修理や分解、改造の方法などありとあらゆる情報や動画が溢れているのです!
しかも部品代が安く、手に入れやすいことも特筆すべきポイントです。
また仕事柄、わたくしのまわりには整備士がたくさんいます。
整備士曰く「カブは学生の時に散々いじくりまわした。カブは整備士の教科書だ」とさえ言っておりました。
工具が足りなくても貸してもらえ、わからないこともすぐ教えてもらえる、なんなら家に余っているカブの部品も貰えるという「環境の良さ」も重なり、順調にレストアは進んだのでした。
そんなある日、ふとネットで目に留まったのが「奈良カブミーティング」でした。
本来5月に唐古・鍵遺跡史跡公園にて開催予定だったようなのですが、コロナの影響で「10月10日」に延期されたとのことです。更に調べてみると日本でも有数のイベントで、愛情が注がれた自慢のスーパーカブを披露する格好の機会となっているよう。またスーパーカブのオーナー様を愛情と敬意を込めて「カブヌシ」と呼び、ミーティングのことを「カブヌシ総会」と呼ぶことも知りました(笑)そして私は「これに参加しよう」と決めたのです。
のんびり進めていたレストアも、ミーティングに間に合わせるため休みの日には寝る間を惜しんで修理を行い、近所のおっちゃんにも「またバイク弄ってるんか?」と声を掛けられるほどでした。そしてとうとう8月の末に完成したのです!それがこちら!
いかがですか?カッコ良くないですか?我ながら大満足です!
もちろん素人作業ですので走行中に部品が脱落したり、キャブレターのパッキンが駄目になっており後からガソリンが漏れてきたり、実は部品が余っていたり??と完ぺきとは言えませんが、時間と手間を掛けただけに感動もヒトシオです。
しかし私の意気込みとは裏腹にコロナの猛威は収まらず、またしても奈良カブミーティングは「11月14日」に延期となったのでした、、、
そしてとうとう迎えた「奈良カブミーティング」当日、私は奥さんとともに2人で参加させて頂きました。
「1000台を超えるカブが集結!」との謳い文句に偽りはなく、10時半には唐古遺跡公園に到着したのですが既に付近の24号沿いには個性豊かなカブがずらりと入場待ちをしていました。並ぶこと30分以上!!ようやく公園内に入場することが出来たのでした。
係りの方の指示に従い愛車を駐車後、早速皆さんのカブを見て回ろうとしたのですが、どこから見て良いのかわからないほど、カブだらけ。見渡す限りカブ、カブ、カブ!この迫力は会場の来ないと伝わらないと思いますが、本当に圧倒されました!
カブ酔い?した私たちはとりあえず、メイン会場を目指して展示されているカブを流し見しながら進んでいきました。そこには多くのお店とキッチンカーが出店されており、さながらお祭りの屋台のようでした。特に目を引いたのは刺繍屋さんです。
どうですか?可愛いでしょう?つい欲しくなりませんか?
他にも中古部品の販売やカスタムパーツ、革製品の販売から変わったところはマッサージまでありました。
お店を一通り見終わったタイミングで、ちょうどカスタムカブの表彰式が行われはじめました。圧倒的な熱量と期間、お金を注ぎ込んだそれはそれは見事なカブとカブヌシが紹介されていきます。それでは受賞車の一部をご紹介いたしましょう!
いかがでしょうか?本当にスーパーカブ?と見紛うばかりの立派なバイクでしょう?
表彰式の後、じゃんけん大会が始まりました。本日の参加を話していた会社の方々から「入賞を狙ってこい」と言われていたのですが、私のカブ程度では絶対入賞しないのは(悲しいですが)わかっておりましたので、そう説明すると「せめてじゃんけん大会で優勝しろ!」と励まされて来ましたので、「ここで一発」と意気込みました。
複数の賞品が用意されていたのですがなんと一つ目の商品「オレンジ色のSサイズのつなぎ作業服」をウチの奥様があれよあれよと勝ち進み、いきなりゲットしたのでした!!
これにはわたしもビックリ!私の方はと申しますと用意されていた商品は20点ほどあったのですが、見事賞品をゲット!!することは出来ませんでした、、、後から嫁さんと話したのですが「次に出す手が見えた」と超能力者のようなことを申しておりました。ホンマかいな(笑)
その後は二人でベンチに座ってキャベツ焼きを食べ、道の駅で家族にお土産のパンを買い、午後2時ごろ会場を後にしました。その時間になってもまだ入場してくるカブの列は続いていたのでした、、、
後で主催者からの公式発表によると結局カブ(125cc以下のバイク含む)は4405台、入場者は6000人を超えたようです!この場を借りまして主催者、運営の方々にお礼を言いたいと思います。おそらくコロナが落ち着いてからの、久々のカブのイベントでしたので想定以上の来場でパニックになられたのではないでしょうか?
「イベントの大成功、おめでとうございます。本当におつかれさまでした!」
新参者のカブヌシですが、来年も参加出来たらと考えております!
このような長文を最後まで読んで頂いてありがとうございました。
会場の雰囲気を知りたい、興味がある方はYouTubeに沢山の動画が上がっていますので、ぜひご覧になってください!
それでは次回のブログもお楽しみに(^^♪
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