店舗ブログ

よしけんさんちのお米作り日記3 【ヒノヒカリ栽培記録8月から9月末】

こんにちは、橿原耳成店です。

 

いつもご覧頂きまして有難う御座います。

 

今年はいつまでも暑い日が続いたと思えば

 

秋雨前線が過ぎた後はやっぱり気温が下がって

 

肌寒くなってきましたね。

 

気温変化にお気をつけて下さいね。

 

でも、三寒四温、日本の四季を感じる事が出来る

 

いい国、日本だと感じるひと時です。

 

橿原耳成店サービス部 吉田です。

栽培記録3回目を投稿させて頂きます。

 

8月から9月の農作業をお伝えさせて頂きます。

この時期はお米作りで最も大切な時期と

なります。

 

お米作りは水稲栽培(すいとうさいばい)が

正式な呼び方です。

 

そうなんです、水稲と書く位なので

水を沢山必要とします。

それが、この時期なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田んぼに水を引き込んでいます。

 

この水も分水と言って上流からの水を

分けて頂いたお水なので費用はかかっています。

 

後は水と同じ位栄養も必要です。

 

この時期に与える肥料を穂肥と言います。

 

生まれてくるお米に栄養を与えないと一粒が小さくなったり

収穫量も少なくなったりします。

 

よしけんちでは2回実施します。

 

この作業が8月中に集中して

辛い時期でもあります。

 

前回ブログの溝切作業に匹敵する位に

年間通じて辛い作業のひとつです。

 

【8月初旬】

穂肥を与える1回目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下の機械を使って撒いていきます。

 

エンジン動力を使用して肥料を撒く

エンジン動力散布機です。

 

機械の重さが約8キロと

肥料が満タンで20キロ入ります。

合計約30キロを背負って作業します。

 

なかなかの重さです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

足場の悪い細い畦道を歩きながらの作業です。

なかなか疲れます。

 

【8月中旬】

葉の色を見て思う色になっていたら

撒かないと思っていましたが

納得いかないので

穂肥の2回目散布決定しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同じくエンジン動力散布機です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【9月初旬から9月末】

8月に作業が集中する分9月は意外と

作業は少ないです。

 

穂場に入る事が出来ないんです。

 

理由は。

 

8月初旬からお米のあかちゃんが育って

大きくなってきます。

 

まだ出来立てで中に入ると痛めてしまう為に

絶対に中には入りません。

 

雑草が沢山生えていますが草刈は控えます。

 

ほぼ収穫直前まで控えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつが稲の方に移ってしまうからなんです。

 

 

 

 

 

 

 

そうカメムシです。

 

スーパー等で売っているお米は綺麗なお米が

入っていると思いますが、こいつが

お米の内部のエキスを吸うと黒く変色して

しますんです。

 

売り物にならないお米が出来てしまいます。

 

【番外編】

穂場に入らない理由、

ここからが重要な理由です。

 

穂がほぼ出揃いました。

 

この段階では中身はまだ入っていません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからが出来高を左右する時期になります。

 

私もなかなか見る事が難しいタイミングです。

 

お米にも花が咲くんです。

 

白いとても綺麗な花が咲きます。

 

咲く時間もとても短くて、穂が出て

先端から順番に花が咲きます。

 

一粒、一粒です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先端が分かれているのが分かりますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

お米にはおしべ、めしべがあって

お互いに受粉しあいます。

 

その期間は約1週間で

時間は朝約2時間程度しか咲きません。

 

なので私もあまり見た事がありませんでしたが

今回は朝から観察しながら写真を撮りたくて

狙っていました。

 

そうなんです。

この時期に穂場の中に入ると

受粉を妨げてしまうんです。

 

受粉出来ないと、実が成熟しないままとなり

お米の入らない状態になるんです。

 

この時期の降雨も同じです。

 

受粉を妨げます。

 

お米はとても繊細な植物なんです。

 

いよいよ、10月は収穫の時期となります。

 

令和5年度は田植えの際に使用した薬剤以外の使用、

除草剤等農薬を使っていないので

出来高はどれ位になるのか

ちょっと心配ですが頑張って収穫しようと思います。

 

今回はここまで。

 

最後までご覧頂きまして有難う御座いました。

 

恐らく次回の投稿が玄米になった事のご報告と

最終回になると思います。

 

次回もお目に留めて頂ければ幸いです。

 

 

前回のブログはこちら

⇒⇒⇒日焼けで曇ったヘッドライトの輝きを取り戻す!~ヘッドライトクリーニング~

 

奈良ダイハツ橿原耳成店公式インスタグラムはこちら

https://www.instgram.com/naradaihatsu.miminashi

 

奈良ダイハツ公式インスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/nara_daihatsu381